• 6月 24, 2025

インフルエンザについて

【どんな病気?】
・インフルエンザウイルス(A型、B型)による急性呼吸器感染症
・発熱、頭痛、鼻汁、咳嗽など
・抗インフルエンザウイルス薬
・発症した日から5日経過し、かつ解熱から2日経過するまで出席禁止
・幼児では解熱から3日間


*さらに詳しく知りたい方は以下をご参照ください*

【原因】
・インフルエンザウイルスA型、B型

【症状】
・咽頭痛、鼻汁、鼻閉、咳嗽
・悪心、嘔吐、下痢
・頭痛、筋肉痛、関節痛

【合併症】
痙攣、熱せん妄、脳炎・脳症、心筋炎など

【潜伏期間】
・1−4日間

【診断】
・迅速抗原検査
・ただし、検査は必須ではなく周りの流行状況で判断し治療することあり
(同居家族がインフルエンザ罹患中など)

【治療】
・抗ウイルス薬は必ずしも必要ではない

 内服治療
 ・オセルタミビル(タミフル®) 
 ・バロキサビルマルボキシル(ゾフルーザ®) 
 吸入治療
 ・ザナミビル(リレンザ®) 
 ・ラニナミビル(イナビル®) 
 点滴治療 
 ・ペラミビル(ラピアクタ®)  →当院では行っていない

【登園登校】
・発症した日から5日経過し、かつ解熱から2日経過するまで出席禁止
・幼児では解熱から3日間

【予防接種】
 どちらも任意接種
 ・不活化ワクチン(経皮接種のワクチン) 生後6ヶ月〜
 ・生ワクチン(経鼻ワクチンのフルミスト®) 2歳〜19歳未満

【その他】
・発病後2日前後で一旦37℃台に解熱し、再度発熱する二峰性発熱を認めることあり
・インフルエンザウイルスC型も人への感染があるが、検査キットはない

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