• 11月 14, 2023
  • 4月 9, 2024

インフルエンザの迅速検査のタイミングについて

インフルエンザの迅速検査の感度は、発症後から検査までの時間によって変わります。

そのため当院では迅速検査をするのであれば、熱が出てから早くても6時間、できれば12時間以降を推奨しております。

ただし、本人の全身状態・周りの流行から総合的に判断して実施いたします。

*発症〜12時間までの感度は35%、12時間〜24時間は66%、24−48時間は92%、48時間以降は59%というデータがあります。

 

As for the duration of symptoms, sensitivity was significantly greater when the test was performed between 24 and 48 h after onset of symptoms (92%) when compared to within the first 12 h (35%, chi-square 21.78, p < 0.0001), 12–24 h (66%, chi-square 18.20, p = 0.0004), and after 48 h (59%, chi-square 9.53, p = 0.023).

Kristina Keitel,et al.: Performance characteristics
of a rapid immunochromatographic assay for detection of pandemic influenza A (H1N1) virus in children,Eur J Pediatr
. 2011 Apr;170(4):511-7. doi: 10.1007/s00431-010-1326-0. Epub 2010 Oct 12.

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